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家族の乗り降りを楽にしたくて、ワゴンR カスタムZの昇降シート車を調べている方もいますよね。『普通のグレードと何が違うの?』『非課税って誰でも使えるの?』と、分からないことも多いはずです。
結論から言うと、カスタムZの昇降シート車は、助手席が車の外へ出て下がる福祉車両です。条件を満たせば消費税が非課税になり、2022年8月時点の価格は2WDで1,579,000円でした。
この記事では、価格と仕組み、非課税の扱い、そしていま手に入れる方法を順番に見ていきます。
昇降シート車の価格はいくら?
まず価格です。カスタムZの昇降シート車は、2022年8月のカスタムZ設定と同時に用意されていました(スズキ公式ニュースリリース 2022年8月)。
| 車種 | 2WD | 4WD | 消費税 |
|---|---|---|---|
| 昇降シート車(2022年8月時) | 1,579,000円 | 1,688,000円 | 非課税 |
| HYBRID ZX(2022年8月発売時) | 1,474,000円 | 1,597,200円 | 10%込み |
| HYBRID ZX(2023年10月改定後) | 1,551,000円 | 1,674,200円 | 10%込み |
| HYBRID ZT(2023年10月改定後) | 1,710,500円 | 1,833,700円 | 10%込み |

昇降シート車は消費税が掛からない価格なので、税込みの通常グレードとそのまま比べると差が分かりにくいですよね。
参考までに、2022年8月発売時のHYBRID ZX 2WD(1,474,000円)から消費税10%を除くと1,340,000円です。昇降シート車の2WDはそこから239,000円高い計算になります。
ただ、昇降シート車のベースの仕様と通常グレードの装備はそろっていないので、あくまで目安として見てください。
- 2022年8月時点で2WD 1,579,000円、4WD 1,688,000円(消費税非課税)
- 2023年10月の価格改定後の昇降シート車の価格は要確認
- 2WDと4WDの差は109,000円
- 実際の支払額は、オプションや登録費用で変わる
2023年10月には、カスタムZのCVT車が一律77,000円値上げされています。昇降シート車の改定後の価格は公式資料で確かめきれていないので、中古の元の価格を知りたい時は販売店に聞いてみてください。
助手席が動く仕組み
昇降シートは、助手席そのものが動いて、乗る人のほうへ近づいてくる仕組みです。
一般的な昇降シートは、助手席が外向きに回転し、ドアの外へ出てから座面が下がります。車いすやベッドのそばまで座面が降りてくるので、体を高く持ち上げなくても座れるんです。
- 助手席のドアを大きく開ける
- リモコンで助手席を外向きに回転させる
- 座面が車の外へ出て、乗りやすい高さまで下がる
- 座ったら、逆の動きで車内へ戻す
- 体が正面を向いたらシートベルトを締める
細かい動き方や操作の方法、座れる人の体格の目安は、年式や仕様で違うことがあります。実車で動かしてもらって、家族が無理なく乗れるかを確かめておきましょう。
「立ち上がるのはできるけど、高い座席によじ登るのがつらい」
「それなら、座面が下まで降りてくるタイプが合いやすいですよ」
販売店でよく交わされる会話です。どこまで介助が要るかで、合う福祉車両は変わります。
昇降シートは、乗る人の体の動かし方との相性が大事です。家族だけで決めずに、乗る本人と一緒に実車で乗り降りを試してみてください。
通常のカスタムZと装備はどう違う?
『福祉車両だと、普通の装備が削られているの?』という心配もありますよね。
大きな違いとして、昇降シート車にはACC[全車速追従機能付]と車線逸脱抑制機能が付きません(スズキ公式ニュースリリース 2022年8月)。これらはカスタムZ時代のZX・ZTには付いていた装備です。
| 装備 | 通常のカスタムZ(ZX・ZT) | 昇降シート車 |
|---|---|---|
| 衝突被害軽減ブレーキ | デュアルカメラブレーキサポート | 内容は要確認 |
| ACC[全車速追従機能付] | あり | なし |
| 車線逸脱抑制機能 | あり | なし |
| 助手席 | 通常のシート | 回転・昇降する福祉用シート |
| 消費税 | 課税 | 非課税(条件あり) |
高速道路をよく使う方は、ACCが無い点を知っておきたいところです。反対に、近所の通院や買い物が中心なら、大きな不便にはなりにくいはずです。
カスタムZ時代の安全装備はワゴンRカスタムZの安全装備で詳しく見ています。内装全体の質感やグレード差はワゴンRカスタムZの内装にまとめました。
消費税が非課税になるのはどんな時?
昇降シート車の価格が「非課税」になっているのは、身体障害者用物品として消費税が掛からない扱いになっているからです。
実は、非課税は「福祉車両だから誰でも自動的に」ではなく、車の構造などが決められた条件を満たしている時の扱いなんです。昇降シート車はその条件に合う形で作られています。
- 車両本体が非課税の対象になっているか(見積書の表示)
- ナビやマットなどのオプションが非課税に含まれるか
- 軽自動車税(種別割)の減免が受けられるか(市区町村の窓口)
- 環境性能割の減免が受けられるか(都道府県の窓口)
軽自動車税(種別割)は、自家用の軽乗用車で通常年10,800円です。障害のある方ご本人や家族が使う車は、市区町村によって減免を受けられる場合があります。
減免の条件や手続きは住んでいる地域で違います。申請の期限がある場合もあるので、買う前に窓口で確かめておきましょう。
中古車の福祉車両も、条件によっては消費税の扱いが変わることがあります。販売店に、見積書でどこが非課税になっているかを聞いてみてください。
税の全体像はワゴンRカスタムZの軽自動車税と重量税で見ています。
いま昇降シート車を手に入れるには
カスタムZの名前は、2025年12月15日の一部仕様変更でなくなりました。いま新車で「カスタムZの昇降シート車」を買うことはできません。
『じゃあ、もう手に入らないの?』と思いますよね。選び方は大きく2つです。
| 選び方 | 良いところ | 気をつけたいところ |
|---|---|---|
| 中古のカスタムZ昇降シート車 | カスタムZの顔つきのまま選べる。新車より費用を抑えやすい | 2022年8月〜2025年11月に売れた台数の中から探すので、数は限られる |
| 後継の現行ワゴンRで探す | 新車なので色や装備を選びやすい。安全装備はデュアルセンサーブレーキサポートIIに | 現行ワゴンRに福祉車両の設定があるかは要確認 |
| 他のスズキ車の福祉車両 | スライドドア車など、乗り降りの形を選べる | 車種ごとに設定と価格が違う |
中古の福祉車両を選ぶ時は、昇降の動きがスムーズか、リモコンがそろっているか、点検の記録があるかを見ておきましょう。動く部分が多いので、整備の履歴は大事なんです。
車いすも一緒に運ぶなら荷室も見る
昇降シート車を選ぶ方の中には、車いすも一緒に積みたいという方もいますよね。助手席に乗れても、車いすが積めなければ出かけられません。
ワゴンR カスタムZは全長3,395mm・全幅1,475mm(6代目共通ボディ・公式諸元)の軽自動車です。折りたたんだ車いすを荷室に積むか、後ろの席を倒して積むかは、車いすの大きさで変わります。
「車いすを畳めば、後ろに積めますか?」
「サイズによりますね。実際の車いすを持ってきて、積んでみるのが一番確かですよ」
試乗の時に、ふだん使っている車いすを持って行って積んでみるのがおすすめです。荷室の広さは荷室の広さの記事で見ています。
新車で考えるなら、まずスズキの福祉車両のページや販売店で、現行ワゴンRに昇降シート車があるか、他の車種ならどれに設定があるかを確かめるところから始めてみてください。

ふだん使うと気になるところは?
買う前は価格や税に目が行きがちですが、毎日使ってから気づくこともありますよね。よく出てくる場面を並べておきます。
| 場面 | 気になりやすいこと | 前もってできること |
|---|---|---|
| 駐車場 | ドアを大きく開ける幅が要る | 自宅や病院の駐車スペースの横幅を測っておく |
| 雨の日 | シートが外に出ている間に濡れる | 屋根のある場所で乗り降りする、傘を差しかける人を決める |
| 運転する家族 | 操作に慣れるまで時間がかかる | 納車の時に操作を一通り教わっておく |
| 点検 | 動く部分が多い | 定期点検の時に昇降の部分も見てもらう |
ここが大事なところです。助手席が外へ出るぶん、隣の車や壁との間にゆとりが要ります。
『うちの駐車場、けっこう狭いけど大丈夫?』と心配な方もいるはずです。実車を借りられるなら、自宅の駐車場で一度動かしてみると安心ですよ。
「病院の駐車場だと、隣の車が近くて出しにくいかも」
「入口に近い、幅の広い区画を使えるか聞いてみようか」
施設によっては、車いすマークの付いた広い区画があります。よく行く場所の駐車場も、前もって確かめておくといいですね。
見積もりで差がつくところ
福祉車両は、車両本体の値引きが通常のグレードと同じように出るとは限りません。そのぶん、見積もりの中身をしっかり比べることが大事です。
- 車両本体が非課税で計算されているか
- 付属品やナビが課税か非課税か
- 登録費用や代行費用の内訳
- 納車までの期間(福祉車両は時間が掛かることがある)
- 下取りに出す車の金額
『1社だけで決めていいのかな』と迷ったら、複数の販売店の見積もりを並べてみるのが近道です。同じ車でも、付属品や諸費用の積み方で総額が変わるからです。
ワゴンRカスタムZ買いたいドットコム
ワゴンRカスタムZの値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、ワゴンRカスタムZの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
値引きの考え方と交渉の順番は、ワゴンRカスタムZの値引き相場にまとめました。後ろの席に乗る家族がいるなら、後部座席の広さと座り心地もあわせて確かめておきましょう。
- スズキ ワゴンR カスタムZ 公式サイト:最新の価格・グレード・装備はメーカーの公式情報で確認できます
ワゴンRカスタムZに乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく
ワゴンRカスタムZへの乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。
『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。
今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。
納車のタイミングと手放す時期をそろえておくと、車が無い期間もつくらずに済みます。
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※ご利用いただいたお客様の実績例であり、現在の査定額とは異なる場合がございます。
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すでに調べ尽くしている方は「知ってるよ」と思うかもしれません。でも、ピンと来なかった方は、ここだけは最後まで読んでみてください。
ポイントは「今の車をどう手放すか」です。
多くの人は、新しい車を買うお店でそのまま下取りに出します。でもこれは、損をしやすい典型的なパターンなんです。
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| 運営会社 | 株式会社エイチームライフデザイン(東証プライム上場企業 株式会社エイチームホールディングスのグループ会社) |
| 安心への取り組み | JPUC(日本自動車購入協会)のWeb監修/JPUC認定の適正買取店が参画 |
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よくある質問
ワゴンR カスタムZの昇降シート車の価格はいくらですか。
2022年8月時点で、2WDが1,579,000円、4WDが1,688,000円(消費税非課税)でした。2023年10月の改定後の価格は要確認です。
昇降シート車にACCは付いていますか。
付いていません。ACC[全車速追従機能付]と車線逸脱抑制機能は、昇降シート車を除くグレードの装備です。
非課税は誰でも受けられますか。
消費税の非課税は、車の構造が決められた条件を満たしていることによる扱いです。軽自動車税の減免は、使う人の障害の程度などの条件があり、市区町村で確かめる必要があります。
いま新車でカスタムZの昇降シート車は買えますか。
買えません。カスタムZの名前は2025年12月に廃止されました。中古で探すか、現行ワゴンRや他の車種の福祉車両の設定を販売店で確かめてみてください。
中古の昇降シート車で見ておきたいところは。
昇降の動きがスムーズか、リモコンがそろっているか、点検記録簿があるかを確かめておきましょう。
まとめ
- カスタムZの昇降シート車は、助手席が外へ出て下がる福祉車両
- 2022年8月時点で2WD 1,579,000円、4WD 1,688,000円(消費税非課税)
- ACCと車線逸脱抑制機能は昇降シート車には付かない
- 軽自動車税や環境性能割の減免は、地域の窓口で条件を確かめる
- いまは中古で探すか、現行ワゴンRや他車種の設定を販売店で確かめる





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