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『中古のワゴンR カスタムZを見ているけど、年式や型式でどう違うのか分からない』。そんなふうに迷っている方も多いですよね。
結論から言うと、カスタムZは2022年8月から2025年11月までの約3年3か月だけ売られた車です。型式はNAのHYBRID ZXが5AA-MH95S、ターボのHYBRID ZTがMH55S系。年式は2023年10月の小変更を境に2つに分かれます。
この記事を読めば、車検証と外観から、目の前の車がいつのどのカスタムZなのかを判断できるようになります。
ワゴンR カスタムZとはどんな車?
ワゴンR カスタムZは、スズキの軽トールワゴン「ワゴンR」の派生モデルです。6代目ワゴンRの一部仕様変更に合わせて、2022年8月2日に発表、8月30日に発売されました。
専用のLEDヘッドランプとフロントグリル、フロントバンパーで、標準のワゴンRより引き締まった顔つきにしたモデルなんです。内装はブラック基調で、インパネのカラーパネルとフロントドアのアームレストにブラウンメタリックの加飾が入っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | スズキ |
| 車の種類 | 軽トールワゴン(6代目ワゴンRの派生) |
| 発表・発売 | 2022年8月2日発表/8月30日発売 |
| 販売終了 | 2025年11月(12月15日の改良で名称廃止) |
| グレード | HYBRID ZX(NA)/HYBRID ZT(ターボ)+昇降シート車 |
| 乗車定員 | 4名 |
| ボディサイズ | 全長3,395mm/全幅1,475mm/全高1,650mm |
出典はスズキ公式ニュースリリース(2022年8月)と公式主要諸元です。
カスタムZは「6代目ワゴンRのボディに、専用の顔と内装を付けたモデル」です。中身の多くは同じ時期のワゴンRと共通なので、型式だけでなくグレード名と年式で見分けるのがコツです。
型式はどう読む?ZXとZTの違い
『型式って、車検証のどこを見ればいいの?』という方もいるはずです。車検証には「型式」という欄があり、そこに記号が書かれています。
| グレード | 型式 | エンジン | モーター | 燃費(WLTC 2WD) |
|---|---|---|---|---|
| HYBRID ZX | 5AA-MH95S | R06D型 0.657L 直3 NA | WA04C | 25.2km/L |
| HYBRID ZT | MH55S系(4AA-MH55Sが一般表記) | R06A型 0.658L 直3 ターボ | WA05A | 22.5km/L |
エンジン・燃費はスズキ公式ニュースリリース(2022年8月)によります。ZTの正式な型式表記は公式資料で確かめきれていないため、一般的な表記を載せています。
型式の頭にある「5AA」「4AA」は、排出ガスの基準や燃費の区分を表す記号です。うしろの「MH95S」「MH55S」が車の骨格にあたる部分です。
ターボかどうかは型式で分かる
ここが一番分かりやすいポイントです。MH95SならNAのZX、MH55S系ならターボのZTと考えて大丈夫です。
エンジンの型式も違います。ZXはR06D型、ZTはR06A型ターボです。エンジンルームのラベルや、整備記録で確かめることもできます。
ターボのZTについて詳しく知りたい方は、ワゴンRカスタムZのターボ(ZT)は買いかも読んでみてください。
5AA-MH95Sは、カスタムZだけの型式ではありません。同じ時期の標準ワゴンRのハイブリッド車や、2025年12月以降の現行ワゴンR HYBRID ZXも同じ型式です。型式とあわせて、グレード名・外観・初度登録年月を見ておきましょう。

年式ごとの違いは?3型と4型
カスタムZの販売期間は短いですが、途中で1回、小さな変更が入っています。
| 区分 | 時期 | 主な内容 | ZX 2WDの価格 |
|---|---|---|---|
| 3型 | 2022年8月30日〜 | カスタムZ設定、デュアルカメラブレーキサポート、ACC[全車速追従]、車線逸脱抑制、6エアバッグ | 1,474,000円 |
| 4型 | 2023年10月12日〜 | CVT車の一部仕様変更。メーター内にリヤパーキングセンサー作動表示灯を追加 | 1,551,000円 |
| 名称廃止 | 2025年12月15日 | カスタムZベースの現行ワゴンRに集約。ターボ廃止 | (現行ZXは2026年9月時点で1,736,900円) |
価格はメーカー希望小売価格・消費税10%込み。4型では全グレード一律で77,000円値上げされています。
『3型と4型、どっちがいいの?』と迷う方もいますよね。実は、中身の差は大きくありません。4型の変更は法規対応の表示灯の追加が中心なんです。
だからこそ、中古で選ぶ時は年式の型より、走行距離や状態、装備の違いを見るほうが大事になります。
2025年12月以降の車はカスタムZではない
ここはよく間違えやすいところです。2025年12月以降に登録された「カスタムZ顔のワゴンR」は、正確には現行ワゴンRです。
| 見分けるポイント | カスタムZ(〜2025年11月) | 現行ワゴンR(2025年12月〜) |
|---|---|---|
| 車名 | ワゴンR カスタムZ | ワゴンR |
| 衝突被害軽減ブレーキ | デュアルカメラブレーキサポート | デュアルセンサーブレーキサポートII |
| ターボ | あり(ZT) | なし |
| グレード | HYBRID ZX/HYBRID ZT | HYBRID ZX/ZL |
中古車の広告で「カスタムZ」と書かれていても、年式が2025年12月以降なら現行ワゴンRのことが多いはずです。変更点の中身はワゴンRカスタムZは廃止された?2025年12月の改良で詳しくまとめています。
車検証と外観で見分ける手順
では、実際に目の前の車を見分ける手順です。順番に確かめていけば、迷わず判断できますよ。
- 車検証の「初度登録年月」を見る(2022年8月〜2025年11月ならカスタムZの販売期間内)
- 車検証の「型式」を見る(5AA-MH95SならNA、MH55S系ならターボ)
- 車体後ろのエンブレムやグレード表示を確かめる
- 顔つき(専用LEDヘッドランプ・グリル・バンパー)を見る
- 内装にブラウンメタリックの加飾があるかを見る
- 迷ったら販売店に車台番号でグレードを照会してもらう
「年式は2023年で、型式はMH95Sだね」
「じゃあ4型のカスタムZ、NAのZXってことか」
こんなふうに、登録年月と型式を組み合わせるとぐっと分かりやすくなります。
- 初度登録年月が2022年8月〜2025年11月か
- グレード名がHYBRID ZXかHYBRID ZTか
- 駆動方式(2WDか4WDか)
- アップグレードパッケージ(ZXのメーカーオプション)の有無
- 修復歴と走行距離

同じZXでも装備が違う?アップグレードパッケージの見分け方
中古のHYBRID ZXを何台か見比べると、『ホイールが違う』『ハンドルの手ざわりが違う』と気づくことがありますよね。
実は、ZXにはメーカーオプションの「アップグレードパッケージ」(66,000円・2022年8月時)がありました。付いているかどうかで、見た目も装備も少し変わるんです。
| 見るところ | ZX(パッケージなし) | ZX(アップグレードパッケージ付き) |
|---|---|---|
| ホイール | 14インチ(155/65R14) | 15インチアルミホイール |
| ドアハンドル | 標準 | メッキドアハンドル・メッキインサイドドアハンドル |
| ステアリング・シフトノブ | 標準 | 本革巻(シルバーステッチ) |
| ガラス | 標準 | プレミアムUV&IRカットガラス(フロントドア)・IRカット機能付フロントガラス |
| ミラー | 標準 | リモート格納ミラー |
| スピーカー | 標準 | フロント2ツイーター&リヤ2スピーカー |
出典はスズキ公式ニュースリリース(2022年8月)です。
いちばん分かりやすいのは足元です。15インチのアルミホイールなら、パッケージ付きの可能性が高いと考えられます。ただ、あとからホイールだけ替えている車もあるので、本革巻ハンドルやメッキのドアハンドルとあわせて見ておきましょう。
『中古車の広告に書いていない時は?』という方もいますよね。販売店に「アップグレードパッケージ付きですか」と聞くのが早いですよ。
ターボのZTは15インチ(165/55R15)が一般的な表記ですが、公式資料で確かめきれていない部分もあります。気になる時は、タイヤの側面のサイズ表示を見てみてください。
「スペーシア カスタムZ」とは別の車
『カスタムZって、前にもあったような?』と思った方もいるはずです。そのとおりで、名前自体は以前にも使われていました。
| 車名 | 販売期間 | 車の種類 |
|---|---|---|
| スペーシア カスタムZ | 2016年12月〜2017年12月 | 初代スペーシアの派生(スライドドアの軽スーパーハイトワゴン) |
| ワゴンR カスタムZ | 2022年8月〜2025年11月 | 6代目ワゴンRの派生(ヒンジドアの軽トールワゴン) |
同じ「カスタムZ」でも、ベースの車がまったく違います。中古車を検索する時は、車名の「ワゴンR」まで含めて探すと混ざりにくくなりますよ。
6代目ワゴンRの中での位置
最後に、6代目ワゴンR全体の流れの中で、カスタムZがどこにいるかを見ておきましょう。
| 時期 | 6代目ワゴンRの主な動き |
|---|---|
| 2017年2月 | 6代目ワゴンR発表(型式 MH35S/MH55S) |
| 2019年の改良 | NAエンジンがR06D型に換装(MH85S/MH95S) |
| 2022年8月 | カスタムZ設定。スティングレーはターボのみに |
| 2023年10月 | CVT車の一部仕様変更・価格改定 |
| 2025年12月 | カスタムZベースの1デザインに集約 |
6代目の年表はスズキ公式リリースとWikipedia(二次情報)を元にしています。
こうして見ると、カスタムZは6代目ワゴンRの後半に登場して、最後はワゴンRの顔そのものになったモデルだと分かります。『短い期間だけの車だから、情報が少ない』と感じるのも無理はないんです。
年式や型式が分かったら、次はその条件で在庫を絞り込んで見てみるのが効率的です。
ワゴンRカスタムZ買いたいドットコム
ワゴンRカスタムZの値段、先に相場を見ておく
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値引きや新車の現行ワゴンRとの比べ方は、ワゴンRカスタムZの値引き相場にまとめています。中古車を選ぶ時の年式・走行距離の目安はワゴンRカスタムZの中古車の選び方も参考にしてみてください。
- スズキ ワゴンR カスタムZ 公式サイト:最新の価格・グレード・装備はメーカーの公式情報で確認できます
ワゴンRカスタムZに乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく
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『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。
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よくある質問
ワゴンR カスタムZの型式は何ですか?
NAのHYBRID ZXが5AA-MH95S、ターボのHYBRID ZTがMH55S系(4AA-MH55Sが一般的な表記)です。
ワゴンR カスタムZの発売日はいつですか?
2022年8月2日に発表され、8月30日に発売されました。2025年11月まで販売されています。
ターボかどうかはどう見分けますか?
車検証の型式がMH55S系ならターボのZT、MH95SならNAのZXです。エンジン型式もZTはR06A型ターボ、ZXはR06D型です。
ワゴンR カスタムZに歴代モデルはありますか?
ワゴンR カスタムZは6代目ワゴンRの派生で、1世代だけです。名前は2016年12月〜2017年12月のスペーシア カスタムZでも使われましたが、別の車です。
2023年10月の前後で何が違いますか?
メーター内にリヤパーキングセンサー作動表示灯が追加され、価格が一律77,000円上がりました。走りや主な装備に大きな違いはありません。
まとめ
- カスタムZは2022年8月30日発売、2025年11月まで販売
- 型式はZXが5AA-MH95S、ターボのZTがMH55S系
- 2023年10月の4型で表示灯追加・77,000円値上げ
- 2025年12月以降の車はカスタムZではなく現行ワゴンR
- 見分けは初度登録年月、型式、グレード名の順に確かめる





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